「全力尽くした」バイデン氏、ハリス氏に後託す 米民主党全国大会

AI要約

ジョー・バイデン米大統領はシカゴでの民主党全国大会で演説し、自身の業績を振り返り、カマラ・ハリス副大統領に後を託した。

バイデン氏は国を愛していると語り、悔いはないと述べ、トランプ前大統領の返り咲きを阻止するために行動したと説明した。

演説後には熱烈な声援を受けたバイデン氏とハリス氏がハグを交わした。

「全力尽くした」バイデン氏、ハリス氏に後託す 米民主党全国大会

【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領(81)は19日、シカゴで開催中の民主党全国大会で演説し、「国のために全力を尽くした」と、自身の業績を自賛した。大統領選から撤退したバイデン氏は感極まった様子で、民主党候補となったカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領をハグし、後を託した。

「アメリカ、アメリカ、私はあなたに最善を尽くした」。米国人の心に響く歌のフレーズを引用したバイデン氏は、1時間近い演説で自らの業績を振り返るとともに、ハリス氏への支持を訴えた。

「私はこの仕事を愛しているが、それ以上に国を愛している」と語り、撤退したことに悔いはないと明言。政敵のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の返り咲きを阻止するため、最善と思える行動を取ったと説明した。

 演説が終わると、聴衆が熱烈な声援を送る中、ハリス氏も登壇し、両者はハグした。【翻訳編集】 AFPBB News