トランプ氏 民主党大会での批判に不満 ハリス氏への個人攻撃を“仕返し”と正当化
トランプ前大統領は民主党全国大会で批判に不満を漏らし、ハリス氏への個人攻撃を正当化。
ノースカロライナ州での集会で厳重な警備の中、ハリス氏を攻撃し、彼女の勝利を危険視。
トランプ氏は個人攻撃を続ける姿勢を示し、政策よりも攻撃に焦点を当てる姿勢を見せる。
アメリカのトランプ前大統領は民主党の全国大会で自身への批判が続くことに不満を漏らし、ハリス氏への個人攻撃を“仕返し”として正当化しました。
トランプ氏は21日、ノースカロライナ州で先月の銃撃事件以降、初めてとなる屋外の集会を開きました。
ステージが防弾ガラスで囲われるなど厳重な警備体制のなか、トランプ氏はハリス氏が勝利すれば「すべてを破壊する」と攻勢を強めました。
トランプ前大統領
「もしカマラが11月の選挙に勝利すれば、第3次世界大戦は事実上確実だ。彼女は触れるものすべてを破壊する。彼女の人生を見れば分かる」
シカゴで開かれている民主党の全国大会でオバマ元大統領をはじめ、トランプ氏批判が展開されるなか、トランプ氏は「政策中心に話したいのはやまたまだが、あらゆる方面から攻撃されると難しい」と個人攻撃を正当化し、“仕返し”の手を緩めない考えを示しました。