英国王、襲撃事件の被害者を慰問 中部サウスポート、女児3人刺殺

AI要約

チャールズ英国王がサウスポートを訪れ、刃物襲撃事件の犠牲者や負傷者と面会。

事件は7月に起き、3人の女児が刺殺される。極右主義者による偽情報拡散で暴動が発生。

英国王は花やおもちゃに手向け、けがをした子どもに耳を傾けた。

 【ロンドン共同】チャールズ英国王は20日、7月に女児3人が刃物で刺殺された襲撃事件が起きた英中部サウスポートを訪れ、負傷者や地元住民らと面会した。英メディアによると、国王は犠牲者に手向けられた花やおもちゃを立ち止まって見つめ、けがをした子どもの話に耳を傾けた。

 事件は、7月29日に発生。ダンス教室のイベントに参加していた6~9歳の女児3人が英国生まれの17歳の少年に刺され死亡した。その後、極右主義者らが「犯人はイスラム教徒の不法移民」との偽情報をインターネット上に拡散したことで、英全土で暴動が起き、多数が拘束された。