英国王、刺殺事件で慰問 遭遇した子供らと面会

AI要約

チャールズ英国王がサウスポートを訪れ、子供を巻き込む刺殺事件に慰問。

事件では、SNS上での偽情報が極右暴動を引き起こし大勢が拘束。

刺殺事件で子供3人が死亡し、極右活動家らが反移民の襲撃を繰り返す。

 【ロンドン時事】チャールズ英国王は20日、先月末に子供を巻き込む刺殺事件が起きた西部リバプール近郊サウスポートを慰問のため訪れた。

 同事件を巡っては、容疑者に関する偽情報がオンライン上で広がり極右の暴動に発展、大勢が拘束される騒ぎとなった。

 事件では、ダンス教室に参加していた子供3人が17歳少年に刃物で刺され死亡。少年は英国生まれだが、「船で渡ってきた不法移民」などと根拠のないうわさがSNSで広がり、反移民を叫ぶ極右活動家らが8月初旬まで連日にわたって各地で襲撃や放火を繰り返した。