「残り二つを全力で…!」新たな歴史に挑む青森山田!県勢12年ぶりの決勝進出かけて「京都国際」との準決勝へ!カギを握るのは“相手サウスポー”の攻略

AI要約

青森山田が初のベスト4進出で県勢12年ぶりの決勝進出を目指し、準決勝に臨む。

相手サウスポー攻略に集中し、大一番に向けて全力を注ぐ選手たち。

京都国際との激戦に向けて、打撃練習でスライダーやチェンジアップに対応する準備を重点的に行う。

「残り二つを全力で…!」新たな歴史に挑む青森山田!県勢12年ぶりの決勝進出かけて「京都国際」との準決勝へ!カギを握るのは“相手サウスポー”の攻略

全国高校野球選手権で初めてベスト4に進んだ青森山田は、21日に県勢12年ぶりの決勝進出をかけて「京都国際」との準決勝に臨みます。大一番を前にした20日の練習では、先発が予想される相手サウスポー対策に力を入れました。

初のベスト4に進出した青森山田ナイン。その顔に満足の色はなく、見据えるのは光星学院以来県勢として12年ぶりの決勝進出です。

京都国際との準決勝突破のカギを握るのは相手サウスポーの攻略です。

青森山田高校 橋場公祐主将

「左ピッチャーは右ピッチャーと違って角度もありますし、そういった部分でこれまでやってきたことが出る試合になるかなと思います」

準決勝を戦う京都国際は2回戦からの3試合、西村選手と中崎選手の2人のサウスポーの完封勝利で勝ち上がってきました。

この春のセンバツでは、中崎選手を打ち崩して初戦を突破しましたが、春と夏は別ものです。

それでも、青森山田もこの夏に向けて成長を遂げました。

青森山田高校 兜森崇朗監督

「県内の好投手、左ピッチャーがいっぱいいましたので、彼らとの対戦というのはチームの財産になっていますし、甲子園大会で彼らの想いも背負ってやっていかなければいけないという気持ちで選手もいると思うんですね。その辺の部分を明日の試合でもしっかり発揮できればなと思います」

新井宇輝アナウンサー

「好投手攻略へ。打線の奮起が欠かせません!」

20日のバッティング練習では、京都国際を想定して左ピッチャーをマウンドに上げて相手が得意とする「スライダー」や「チェンジアップ」を打つ練習を重点的に行いました。

キャプテンの橋場公祐選手は、これまで積み上げてきた自信を胸に大一番に臨みたいとチームの思いを代弁しました。

青森山田高校 橋場公祐主将

「ここまで来たからには一戦一戦、残り二つを全力で戦っていきたいと思いますし、勝利というのがいちばんの恩返しになると思うので、絶対に勝てるように頑張りたいと思います」

新たな歴史に挑む青森山田の準決勝は21日10時35分から行われる予定です。