バークシャー・ハサウェイの四半期決算を分析…消費者関連事業の多くが好転(海外)

AI要約

ウォーレン・バフェットの投資会社バークシャー・ハサウェイが2024年第2四半期に消費者関連事業で大きな利益を上げていることが明らかになった。

バークシャー・ハサウェイはアメリカ経済の縮図として見られ、広範な事業を所有している。

2024年第2四半期には主要部門で売上高や利益が前年に比べて増加し、特にBNSF鉄道や不動産仲介業が好調だった。

バークシャー・ハサウェイの四半期決算を分析…消費者関連事業の多くが好転(海外)

ウォーレン・バフェットの投資会社バークシャー・ハサウェイは、アメリカの消費者が比較的健全であることを示す財務結果を発表した。

2024年の第2四半期にバークシャー・ハサウェイは消費者関連事業で大きな利益を上げている。

バフェットの会社は非常に大きいため、アメリカ経済の縮図として見られることが多い。

ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)が会長兼CEOを務めるバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)が発表した最新のデータによると、消費者の状況は1、2年前よりも良い状況にあるようだ。

この有名な投資家が経営するコングロマリットは、鉄道から不動産仲介、自動車販売、住宅建設、衣料品ブランド、食品販売まで多岐にわたる事業を所有している。そのため、この企業はアメリカ経済の縮図として見られることもある。

2024年8月、バークシャー・ハサウェイは2024年の第2四半期の決算を発表し、2023年は大幅な減収減益となった消費者関連事業の多くが成長に転じたことを明らかにした。以下に、その例をまとめた。

BNSF鉄道(BNSF Railway)の消費者向け製品の輸送による売上高は、2023年の第2四半期は前年同期比23%減だったが、2024年の第2四半期は前年同期比12%増となった。輸送量は前年の16%減から17%増となった。

不動産仲介業のホームサービシズの売上高はほぼ横ばいで、純利益は21%増加した。2023年はこれとは対照的に、前年同期比で22%の減収、60%の減益だった。

2023年第2四半期の売上高は前年同期比で19%減だったが、2024年は4%増えた。利益は2023年第2四半期に前年同期比で21%減だったが、2024年は同7%の増だった。

ポンツーンボートやRV(キャンピングカー)を製造するフォレスト・リバー(Forest River)は、2024年第2四半期はシャシーや材料費の高騰、収益性の低い販売構成に苦戦した。一方でアパレルおよびフットウェア部門の収益は、2023年は「顧客需要の低迷」で9%減少したが、2024年は41%増加した。