台湾TSMC、ドイツで新工場の着工式 27年末までに生産開始

AI要約

半導体生産大手のTSMCがドイツに半導体製造工場を建設する。2027年末までに生産を開始する予定。

着工式にはTSMCのCEOやEUの委員長、ドイツの首相らが出席。魏氏は欧州の経済発展と技術革新を促進する意向を表明。

欧州初の半導体製造工場の建設により、TSMCの技術が欧州市場にもたらされることが期待されている。

 【台北時事】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は20日、ドイツ東部ドレスデンで同社として欧州初の半導体製造工場の着工式を開いた。

 2027年末までの生産開始を目指す。

 式典には同社の魏哲家・最高経営責任者(CEO)や欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、ドイツのショルツ首相らが出席。魏氏は「当社の先進的な製造技術で欧州の経済発展を刺激し、技術革新を促していく」とあいさつした。