「クソくらえ」男が法廷で判事に暴言を連発。最終的に1年半超えの懲役を言い渡される。米

AI要約

ミシガン州の裁判所で裁判中に暴言を吐いた男に1年半超えの懲役が言い渡される

被告が判事に暴言を繰り返したことで懲役が増加し、警告にも従わず暴言が続いた

判事は冷静さを保ち、次の裁判に移る一方でメディアで注目された経緯がある

「クソくらえ」男が法廷で判事に暴言を連発。最終的に1年半超えの懲役を言い渡される。米

米ミシガン州ウォシュテノー郡の裁判所で、被告の男が裁判中に暴言を吐き、その場で懲役が追加された。男には最終的に、1年半超えの懲役が言い渡された。法廷でのやり取りを記録した動画が、米メディアで公開されている。

ダレル・ジャレル被告は8月7日、不法侵入の容疑で出廷した。セドリック・シンプソン判事が閉廷しようとすると、被告は「もうこの州にはうんざりだ。一刻も早く去りたい」と発言。その直後、シンプソン判事に対し「俺のケツにキスしろ」「クソ野郎」などの暴言を吐いた。

判事は発言を止めて警告しようとしたが、被告はさらに「クソくらえ」と続けた。「これは法廷侮辱罪にあたります。懲役93日です」と判事が牽制しても、被告の暴言は止まらない。

「クソくらえ」「93日」「クソくらえ」「もう93日」…。被告が連行されるまでこのやり取りは続き、結局558日、1年半超えの懲役が言い渡された。

Zoomに参加していた男性も、まさかのできごとに開いた口が塞がらない様子だ。判事はすぐに次の裁判に移り、被告の暴言は「気にしていない」と話した。

シンプソン判事がメディアやSNSで注目されたのは、今回が初めてではない。今年5月、免許停止処分を受けている男が、処分をめぐる法廷審問に「運転中の車内から」Zoomで出廷し、注目を集めた。この裁判を担当したのも、シンプソン判事だった。