バンクシー、8日連続で新作発表

AI要約

イギリスの覆面アーティスト「バンクシー」が、8日連続で新作を発表。今回はロンドン南東部にある工業エリアにサイを描いた作品を公開。

前日に発表された魚を描いた作品が器物損壊事件となり、ロンドン市警察が対応。警察はバンクシーの正体を特定する必要があるとコメント。

バンクシーは誰も傷つけておらず、警察は追求してもバンクシーの正体をつかむのが困難であることを市民も認識している。

バンクシー、8日連続で新作発表

 イギリスの覆面アーティスト「バンクシー」が、また新作を発表しました。これで8日連続です。

 壁に描かれた1頭のサイ。ボンネットに三角コーンが置かれているパンクした車にサイが覆いかぶさるように描かれています。バンクシーは12日、SNSで新作を発表しました。場所はロンドン南東部のテムズ川に近い工業エリアです。

 バンクシーが新作を発表するのはこれで8日連続になり、すべて動物にまつわる絵が描かれています。こうした中、前日の11日に発表された魚を描いた作品を巡っては、バンクシーによる器物損壊事件の可能性が浮上しています。

 この作品についてロンドン市警察が「ポリスボックスが犯罪の被害に遭い、それがバンクシーの作品であると確認した」と声明を発表しました。

「文化的にとても重要なので、警察は少し大目に見たらいいと思います。(訴追したいなら)警察はまずバンクシーを見つける必要があります。誰もバンクシーが誰かを知りません」「(犯罪かどうかは)全く気にしていません。誰かがやりたいことをやっただけで、誰も傷つけてはいません」(見物に来たイギリス人たち)

 ポリスボックスの近くには複数の防犯カメラがあり、正体不明のアーティスト、バンクシーの姿が映っている可能性もあります。(ANNニュース)