バンクシー、今度は魚 1週間で7作目 英ロンドン

AI要約

イギリスのバンクシー新作がロンドンで7か所目の動物テーマの作品として発表された。

バンクシーは通常数か月おきに作品を公開しているが、今回は異例のペースで作品を連続発表し、ファンやメディアの注目を集めている。

最新作はポリスボックスの窓に魚群を描いたもので、警察は器物損壊として捜査を開始している。

バンクシー、今度は魚 1週間で7作目 英ロンドン

【AFP=時事】英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)の新作が11日、ロンドン中心部で新たに見つかった。ポリスボックス(警察の監視施設)の窓に魚群を描いたもので、動物をテーマにした作品が同市で確認されるのは1週間で7か所目となった。

 新作はシティー(ロンドンの金融街)にお目見えした。バンクシーはインスタグラムで、一夜にして現れたこの作品が自身によるものだと認めた。

 バンクシーは通常、数か月おきに作品を公開してきた。今回は異例とも言えるペースで連続発表。メディアやファンは、その意図について熱い議論を交わしている。

 これまでにヤギ、ゾウ、サル、オオカミ、ペリカン、猫のシルエットを描いた作品が見つかっている。最新作は、青い半透明のスプレー塗料を使い、ボックスの窓を巨大な水槽に見立てている。

 現場では11日、警察官2人が絵を調べ、記録撮影していた。警察は「器物損壊と認識している」と表明した。【翻訳編集】 AFPBB News