“魚食べるペリカン”バンクシーが5日連続で新作発表

AI要約

イギリスの覆面アーティスト「バンクシー」が連日新作を発表し、ロンドン北部のフィッシュアンドチップス店に2匹のペリカンを描く。専門家はさらに大きな作品を公開する可能性も示唆。

見物客がバンクシーの新作を楽しんでおり、母親がバンクシーの作品を発見したエピソードも明かされる。

バンクシーは過去には断崖にヤギやサル、ゾウ、オオカミなどを描いており、現在も作品を続けている。

“魚食べるペリカン”バンクシーが5日連続で新作発表

連日新作を発表しているイギリスの覆面アーティスト「バンクシー」が5作目となる新たな作品を発表しました。

 ロンドン北部のフィッシュアンドチップス店の壁に描かれたのは2匹のペリカン。魚を口に入れようとする瞬間と看板の魚をくちばしでつまむ様子が描かれています。

 バンクシーは9日、SNSでこの新作を発表しました。

見物客

「(描かれたのは)昨夜10時ごろだと聞きました」

「(Q.あすも新作発表があると思う?)平日営業で5作品かもしれないし、1週間で7作品かもしれないね」

「母が『バンクシーがそこの角にあるのよ!』と言って起こしてくれました。(バンクシー作品には)いつもコミュニティーを一つにまとめる思いが込められています」

 バンクシーは今月5日から断崖に立つヤギ、向かい合う2匹のゾウ、ぶら下がる3匹のサル、遠吠えするオオカミと連日新作を発表していて、オオカミが描かれた衛星アンテナは何者かに持ち去られました。

 専門家は「バンクシーは近日中にさらに大きな作品を公開するために動いている」と現地メディアのインタビューに答えています。