トランプ陣営のウェブサイトがハッキング被害 内部文書流出
トランプ前大統領のウェブサイトがハッキングされ、内部文書が流出
ハリス副大統領がチップへの課税撤廃を表明
激戦州の世論調査でハリス氏が支持率でトランプ氏を上回る
アメリカのトランプ前大統領は、自身の陣営のウェブサイトがハッキングされ、内部文書が流出したと明らかにしました。
トランプ前大統領は10日SNSに「陣営のウェブサイトの1つがイラン政府からハッキングされたとマイクロソフトから報告を受けた」と投稿しました。「彼らは公開されている情報しか得ることはできなかった」としています。
これに先立ち、政治メディア・ポリティコは流出した文書がハッカーからメールで送信されてきたと報じました。
文書には副大統領候補のバンス上院議員を身辺調査した文書などが含まれていたということです。
一方、ハリス副大統領は10日の集会で、レストランやホテルなどで働く人のチップへの課税を撤廃すると表明しました。チップへの課税廃止はトランプ氏が先に訴えていて、争点を打ち消す狙いがあるとみられます。
また、ニューヨーク・タイムズは10日、激戦州のペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガンで行った世論調査で、いずれの州でもハリス氏の支持率が50%で、トランプ氏の46%を上回ったと報じました。