犯罪対策奏功とアピール バイデン氏、共和党に反論

AI要約

バイデン米大統領は犯罪率が50年ぶりの低水準にあるとアピールし、共和党との治安問題の対立が続いている。

バイデン氏はトランプ前大統領を批判し、2024年上半期の暴力犯罪が減少したことを強調した。

大都市の警察署長のデータを引用して、現在の米国人の方が安全であると主張している。

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は10日の声明で、米社会で殺人や強姦、強盗などの暴力犯罪が「50年ぶりの低水準にある」とし、政権の犯罪対策が奏功しているとアピールした。共和党は、バイデン民主党政権下で治安が悪化し、米国はより危険になったと非難している。バイデン氏は「今日の米国人の方が安全だ」と反論した。

 声明で「前政権時代には過去最大の殺人件数の増加を記録した」として共和党のトランプ前大統領を批判した。

 大都市の警察署長でつくる独立組織が発表したデータを紹介し、2024年上半期の暴力犯罪が減少したと指摘した。