香川県警とNTTドコモ四国支社 特殊詐欺被害防止などで連携する協定

AI要約

香川県警とNTTドコモ四国支社が協定を締結し、犯罪の未然防止などに取り組むことになった。

具体的には、特殊詐欺の未然防止や安全活動の支援、クーリング対策などに協力する内容となっている。

県警はSNSを利用した詐欺対策などに期待しており、全国初のクーリング対策を含んだ協定となっている。

香川県警とNTTドコモ四国支社 特殊詐欺被害防止などで連携する協定

 香川県警とNTTドコモ四国支社は8日、「犯罪のない安全で安心なまちづくりに関する協定」を締結しました。

 協定では、犯罪の未然防止対策、地域の安全活動への支援対策、地域に密着したクーリング対策の3つについて協力して取り組むとしています。

 具体的には、特殊詐欺の未然防止を図るため、ドコモがデジタルサイネージを使った広報・啓発やスマホ安全教室などでの呼び掛けを行い、県警が情報提供します。

 また、ドコモ支店の駐車場を青色防犯パトロールの立ち寄り場所として活用するほか、警察官や地域の人たちのクーリングシェルターとしても提供するということです。県警とNTTドコモがクーリング対策を含んだ協定を結ぶのは全国で初めてだということです。

 香川県警の生活安全企画課では「SNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺が急増している中、携帯事業者が顧客に対して効果的に広報・啓発してくれることに期待している」としています。