イラクの基地への攻撃で駐留アメリカ軍兵士数人が負傷、中東で“報復攻撃”の緊張が高まる中
イランによるイスラエルへの報復攻撃が近いとの見方が広がり、緊張が高まる中、アメリカ軍が駐留するイラク国内の基地に攻撃があり、アメリカ軍の兵士数人が負傷しました。
アメリカ国防総省によると、イラクにあるアル・アサド空軍基地でロケット弾による攻撃があり、負傷した兵士が出たと明らかになっています。
中東の状況が複雑化する中、バイデン大統領は中東情勢への対応を協議し、状況把握に努めていると報じられています。
イランによるイスラエルへの報復攻撃が近いとの見方が広がり、緊張が高まる中、アメリカ軍が駐留するイラク国内の基地に攻撃があり、アメリカ軍の兵士数人が負傷しました。
アメリカ国防総省は、イラクにあるアル・アサド空軍基地で5日、ロケット弾によるとみられる攻撃があり、駐留しているアメリカ軍の兵士数人が負傷したと明らかにしました。けがの程度など詳しいことはわかっていません。
アメリカメディアは「イランの支援を受けた武装組織による攻撃とみられる」と報じています。
中東では、イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害されたことを受け、イランがイスラエルに報復攻撃を行うとの見方が広がっていて、緊張が高まっています。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は5日、ハリス副大統領や国家安全保障の担当者とともに中東情勢への対応を協議し、今回のイラク国内での攻撃についても説明を受けたということです。