ガザ停戦交渉へ代表団派遣か　イスラエル、駆け引きの思惑

AI要約

イスラエル政府は停戦交渉のためにエジプトに代表団を派遣する見通し。ハマスの態度は硬化しており、交渉は難航の様相。

ハマス指導者の暗殺を受け、イスラエルとイランの緊張が高まっている。米政府は停戦を求めて圧力をかけている。

2日から3日にかけてもイスラエル軍はガザを攻撃し続けている。

　【エルサレム共同】イスラエル政府は3日にも、パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、停戦交渉の代表団をエジプトの首都カイロに派遣する見通しとなった。地元メディアが報じた。ハマスはハニヤ最高指導者暗殺を受けて態度を硬化させており、交渉の進展は見通せないが、イスラエル側には政治的駆け引きの思惑がうかがえる。

　イスラエルはハニヤ氏暗殺への関与を認めていない。イラン側は報復を宣言しており、イスラエル国民には大規模ミサイル攻撃などへの不安が広がっている。また米政府は停戦交渉を求め圧力を強めている。

　イスラエル軍は2日から3日にかけてもガザ各地を攻撃した。