アメリカ、のちに自分が大統領になった15人の歴代副大統領(海外)

AI要約
アメリカの歴史上、15人の元副大統領が大統領に就任した。彼らの略歴を紹介。副大統領から大統領になった人々は様々な経緯で就任しており、その中には暗殺や辞任後の突然の就任者もいる。2024年の大統領選でカマラ・ハリスが立候補し、16人目の元副大統領として大統領になる可能性がある。
アメリカ、のちに自分が大統領になった15人の歴代副大統領(海外)

アメリカではこれまでに、15人の元副大統領が大統領になった。

中には、大統領の辞任、暗殺、病気を受けて突然、大統領に就任した元副大統領もいた。

バイデン大統領のように、副大統領の任期が終わってから大統領選に立候補した元副大統領もいる。

アメリカの歴史上、副大統領を務めた15人がのちに大統領になった。

その中には、ジョン・F・ケネディが暗殺された後のリンドン・B・ジョンソンのように、前任者が死去したり、辞任したことでやむなく大統領に就任した元副大統領もいる。ジョー・バイデンのように、ホワイトハウスで"ナンバー2"を務めた後に大統領選に立候補することを選んだ元副大統領もいる。

11月に迫った2024年の大統領選をめぐっては、バイデンが撤退し、カマラ・ハリスが立候補したことで、ハリスが16人目の"大統領になった元副大統領"になる可能性もある。

アメリカ合衆国大統領になった15人の元副大統領を紹介しよう。

(敬称略)

ホワイトハウスの公式サイトによると、アダムスは副大統領という役職が好きではなく、妻のアビゲイル・アダムスに対し、副大統領は「人間の発明や、想像力が生み出した中で最も取るに足らない役職」と言った。

ホワイトハウス歴史協会によると、激しい争いに敗れたアダムスはジェファーソンの就任式に出席しなかった。

身長約170センチのヴァン・ビューレンには「小さな魔術師(Little Magician)」というあだ名が付けられていた。大統領を1期務め、1840年の大統領選でホイッグ党のウィリアム・ヘンリー・ハリソンに敗れた。

ウィリアム・ヘンリー・ハリソンが1841年に死去したため、タイラーが大統領に就任した。ホワイトハウスによると、タイラーは「His Accidency(=偶発で生まれた大統領)」と中傷されることもあった。

タイラーは在任中に結婚した初めての大統領でもある。最初の妻レティシア・クリスチャン・タイラーが1842年に死去(ホワイトハウスで死去した初めての大統領夫人)すると、1844年にジュリア・ガーディナー・タイラーと密かに結婚した。