ベトナム共産党、書記長に国家主席のトー・ラム氏を選出

AI要約

ベトナム共産党は3日、最高指導者で序列トップの書記長に国家主席のトー・ラム氏を選出したと発表しました。

ラム氏は書記長と国家主席を兼任し、外交政策の継続と反汚職キャンペーンを強調しています。

チョン前書記長の路線を継承するとみられるが、権力集中への懸念もある。

ベトナム共産党、書記長に国家主席のトー・ラム氏を選出

ベトナム共産党は3日、最高指導者で序列トップの書記長に国家主席のトー・ラム氏を選出したと発表しました。

ロイター通信などによりますと、ベトナム共産党は3日、国家主席のトー・ラム氏を最高指導者で序列トップの書記長に選出したということです。

2011年から書記長を務めていた前任のグエン・フー・チョン氏が先月19日に死去して以来、トップ不在の事態が続いていました。

13年ぶりに新たな指導者として選ばれたラム氏は、外交政策の踏襲と反汚職キャンペーンを継続する意向などを示し、チョン前書記長の路線を継承するものとみられます。

ラム氏は治安当局出身で、書記長と国家主席を兼任する形になるため、権力の集中を懸念する声もあります。