米WSJ紙、記者解放を歓迎 「491日の不当な投獄」

AI要約

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は1日、エバン・ゲルシコビッチ記者の解放を歓迎する声明を発表した。解放を大きな喜びとし、ロシア政権による不当な投獄を非難。

WSJはロシアのプーチン政権による491日にわたる報道の自由と真実への攻撃を指摘。不当な収監をでまかせな罪と偽の裁判に基づいていたと主張。

今もロシアで多くの記者が不当に収監されたままだとして、WSJは記者の自由を求めて訴え続けている。

 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は1日、ロシアでスパイ罪に問われ収監中だった同紙のエバン・ゲルシコビッチ記者の解放を「大きな喜びだ」と歓迎する声明を発表した。正当なジャーナリスト活動に対する「ロシアのプーチン政権による491日にわたる不当な投獄」だったと非難した。

 タッカー編集局長らは声明で「報道の自由と真実に対する攻撃の一環として、でまかせな罪と偽の裁判に基づいていた」と指摘。「残念ながら今もロシアで多くの記者が不当に収監されたままだ」と訴えた。