ロシア南部で列車事故、トラックと衝突し脱線 140人負傷

AI要約

ロシア南部のボルゴグラード州で列車とトラックの衝突事故が起き、少なくとも140人が負傷。乗客の救出作業が続いている。

事故はタタールスタン共和国のカザンからアドレルへ向かう列車が踏切内でトラックと衝突したもので、列車は時速約65キロで走行中だった。

トラックの運転手は衝突で約15メートル投げ出され、重体の状態となっている。

ロシア南部で列車事故、トラックと衝突し脱線 140人負傷

[モスクワ 29日 ロイター] - ロシア南部のボルゴグラード州で29日、列車がトラックと衝突して脱線し、少なくとも140人が負傷した。ロシア鉄道が明らかにした。ロシア非常事態省によると、この事故で9両の車両が脱線し、消防と救助隊による乗客の救出作業が続いている。

ロシア鉄道によると、列車はタタールスタン共和国の首都カザンから黒海沿岸のアドレルへ向かって走行中、交通規則を破り踏切内に進入したトラックと衝突した。

事故が起きたのは、首都モスクワの約1200キロメートル南にあるボルゴグラード州のコテルニコボ近く。トラックと衝突した際、列車は時速約65キロで走行していた。

国内メディアによると、トラックの運転手は衝突で約15メートル投げ出され、重体。