インドネシア次期大統領、プーチン氏と会談 関係強化を表明

AI要約

インドネシア次期大統領のプラボウォ国防相は、ロシアのプーチン大統領と会談し、ロシアとの友好関係と協力強化を表明した。

プラボウォ氏は中国との友好政策を確認した後、ロシアへの訪問を実施し、防衛と原子力エネルギーの協力強化を強調した。

プーチン大統領は農産物の供給拡大やエネルギー、輸送、インフラ分野での投資プロジェクト実施の意向を示した。

インドネシア次期大統領、プーチン氏と会談 関係強化を表明

[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア次期大統領のプラボウォ国防相は、訪問中のロシアで31日にプーチン大統領と会談した。会談後にロシアについて「偉大な友人」と語り、防衛やエネルギー、教育の分野で協力強化を期待すると述べた。

国防省の声明によると、プラボウォ氏は「我々はロシアを偉大な友人だと考えている」と述べ、「この関係を維持し、強化し続けたい。我々の歴史において、困難に直面した時にロシアが常に多くの面で我々を助けてくれたことを覚えている」と強調した。

防衛と原子力エネルギーの分野での協力関係を継続し、インドネシアの学生をロシアに派遣して医学を学ばせる意向だと語った。

今回のモスクワ訪問は、プラボウォ氏が中国との「友好政策」を確認するため北京で習近平国家主席と会談してから数カ月後のことなる。

プラボウォ氏は中国や米国をとわず、いかなる国とも協力関係を構築すると表明している。

ロシアの国営タス通信によると、プーチン氏は「農産物の供給を拡大し、エネルギーや輸送、インフラといった分野で投資プロジェクトを実施する」用意があると述べた。