パリのオリンピック・パブリックビューイング会場でモニターのケーブルが2日連続で切断される…組織的犯行か
パリオリンピックのパブリックビューイング会場で複数のケーブルが切断され、検察当局が捜査を開始
切断されたケーブルが大型モニターに影響を及ぼさなかったものの、組織的な犯行と見て捜査が行われる
過去の事件との関連は否定されつつも、フランス国内で起きている設備破壊が懸念される
パリオリンピックのパブリックビューイング会場で、複数のケーブルが切断され、検察当局が捜査に乗り出しました。
パリ近郊のバンセンヌ城にあるオリンピックのパブリックビューイング会場で7月29日と30日、大型モニターにつながるケーブルが何者かによって切断されました。
競技の観戦に直接影響はありませんでしたが、検察当局は、組織的な犯行とみて捜査を開始しました。
フランスではオリンピック開幕前後から、高速鉄道の設備が放火されたほか、電話回線のケーブルが切断されるなどの事件が相次ぎましたが、検察当局は、今回のことはこれらとの関連はないとみています。