供給網危機対応、日韓が主導 IPEF、図上訓練実施へ

AI要約

米商務省が新設したIPEFのサプライチェーン協定に基づいて、3つの組織の初会合がオンラインで開催された。

供給網断絶の危機に対応するネットワークの初代議長国に韓国、副議長国に日本が選出され、日韓が主導することとなった。

米商務長官は、将来の混乱に備えて供給網を守るためには迅速かつ果断な行動が不可欠であると述べた。

 【ワシントン時事】米商務省は30日、日米など14カ国が参加するインド太平洋経済枠組み(IPEF)のサプライチェーン(供給網)協定に基づいて新設した3組織の初会合をオンラインで開いたと発表した。

 その中の一つで、供給網断絶の危機に対応するネットワークの初代議長国に韓国、副議長国に日本を選出。日韓が主導する格好となった。近く具体的な事態を想定した図上訓練を実施する方針だ。

 レモンド米商務長官は声明で「将来の世界的混乱から供給網を守るには、迅速で果断な行動が必要だ」と述べた。