「世界一美しい夕日」ギリシャ離島で観光客“20倍” オーバーツーリズム 住民に負担

AI要約

ギリシャのサントリーニ島は観光客によってオーバーツーリズムの影響を受けており、住宅価格の高騰や生活水準の低下が懸念されている。

ホテルの経営者は訪問者数の20倍増によって生活水準の低下を訴えており、村長もクルーズ船での訪問者数制限を求めている。

サントリーニ島のインフラや住民の負担が問題視されており、観光管理の必要性が高まっている。

「世界一美しい夕日」ギリシャ離島で観光客“20倍” オーバーツーリズム 住民に負担

 次々と入ってくる大型の旅客船。港には数十台の観光バスが止まっています。

 世界一美しいと言われる夕日が有名なギリシャの離島「サントリーニ島」は、2万人ほどが住む小さな島ですが、去年は観光客などおよそ340万人が訪れたといいます。

 オーバーツーリズムの影響で、老朽化したインフラに負担がかかり、住宅価格も高騰しているといいます。

ホテルの経営者

「私たちの生活水準が下がったことは事実だ。単純な話だ。来訪者が20倍に増えたのだから」

 島の村長は当局に対し、クルーズ船で島を訪れる人の上限を現在の半数以下に制限するよう求めています。

(「グッド!モーニング」2024年7月30日放送分より)