SDGsに積極的な企業増加 54.5%で過去最高に 「企業イメージ向上」など約7割が効果実感

AI要約

企業のSDGsへの意識調査で、積極的な企業が増加し、過去最高の割合を記録。

大企業ほど積極的な取り組みが多く、効果も実感されている。

中小企業でも取り組む企業が増えつつあり、企業イメージの向上や採用活動にプラスの効果があることが報告されている。

SDGsに積極的な企業増加 54.5%で過去最高に 「企業イメージ向上」など約7割が効果実感

 企業のSDGsへの意識を調べた調査で、取り組みに積極的な企業の割合がこれまでで最も高くなりました。

 帝国データバンクの調査では、回答した1万社以上のうち、SDGsの「意味や重要性を理解し、取り組んでいる」とした企業の割合は29%あまりで、「取り組みたいと思っている」(24.8%)と合わせた「SDGsに積極的な企業」は54.5%で過去最高でした。前回調査から0.9ポイントとわずかな増加でしたが、人手不足を背景に人材確保の目的で取り組む企業がみられた、としています。

 企業の規模でみると、積極的な企業は大企業で71%を超えた一方、中小企業では51%程度でした。規模が小さいほど、積極的な企業の割合が低くなる傾向にあるということです。

 また、取り組みによる効果について「実感している」とした割合は約7割に上りました。「企業イメージの向上」や「採用活動にプラス」などを効果として回答した企業が多かったとしています。(ANNニュース)