選手村の食事や移動バスに苦情 「選手が求める食事のメニューや量ではない」「バスがサウナのよう」

AI要約

パリオリンピックで選手村の食事や移動手段に関する苦情が相次ぎ、各国の選手団から批判が出ている。

イギリスやドイツの選手団は食事の質や量に不満を示し、イギリスは自前のシェフを招いた。

韓国の競泳選手らはプールまでの移動手段に不満を持ち、選手村を離れてホテルに移動した。

選手村の食事や移動バスに苦情 「選手が求める食事のメニューや量ではない」「バスがサウナのよう」

26日に開幕したパリオリンピックで、各国の選手団から選手村の食事や移動手段に関する苦情が相次ぎ、運営側が対応に追われています。

フランスメディアによりますと、イギリスやドイツの選手団は先週、選手村の食事について「選手が求めるメニューや量ではない」と批判しました。

このうち、イギリスはすでに自前でシェフを招いたとしています。

運営側は当初、地元の農産物やオーガニック製品にも重点を置きメニューを構成していましたが、選手からの苦情を受け、追加で大量の卵や肉を調達するなど対応を取っています。

一方、韓国の競泳選手6人は、プールまで移動する際のシャトルバスについて、移動時間が長い上、空調設備が整っていないことを理由に選手村を離れてプール近くのホテルに移動しました。

選手の1人は、テロ対策のためかバスの窓が閉め切られており、車内を「サウナ」と表現し不満をあらわにしました。

運営側は、選手らの輸送の問題について、現在は対策が講じられ「システムが完璧に機能している」としています。