ベネズエラ大統領選が投開票 強権現職マドゥロ氏、3選狙う

AI要約

ベネズエラで行われた大統領選挙は、現職のマドゥロ大統領と野党候補のゴンサレス氏による一騎打ちとなった。

選挙では10人の立候補者がおり、世論調査結果は報道機関によって異なる状況だ。

ゴンサレス氏が勝利すれば、25年にわたる反米左翼体制が終わる可能性がある。

ベネズエラ大統領選が投開票 強権現職マドゥロ氏、3選狙う

 【カラカス共同】ベネズエラで28日、大統領選が行われた。3選を目指す強権的な現職ニコラス・マドゥロ大統領(61)に、野党候補の元外交官エドムンド・ゴンサレス氏(74)が挑む事実上の一騎打ち。政権側は野党の封じ込めを図り、公正な選挙を求める国際社会から非難が集まる。即日開票され、28日深夜~29日未明(日本時間29日)に大勢判明の見通し。

 立候補者は10人。世論調査結果は調査主体や報道機関により異なる。政府系メディアはマドゥロ氏の支持率を53%と報じる一方、欧米メディアはゴンサレス氏のリードを伝えた。ゴンサレス氏が勝利すれば、故チャベス前大統領から25年続く反米左翼体制が終焉する。