バンス米副大統領候補、「子なし女性」発言を釈明 民主党の「反家族」批判

AI要約

米共和党の副大統領候補、J・D・バンス上院議員が子どものいない大人に関する過去の発言を釈明し、批判は民主党が反家族の党になりつつあることに向けたものであると説明した。

バンス氏は自身の発言が子どもを持たない人々に対する批判ではなく、父親や母親になることの視点の変化や民主党に対する意見だと強調した。

過去の「子どものいない猫好きの女性たち」発言については皮肉であるとし、自身の実際の意図が見過ごされていると説明している。

バンス米副大統領候補、「子なし女性」発言を釈明 民主党の「反家族」批判

(CNN) 子どものいない大人に関する過去の発言が反発を招いている米共和党の副大統領候補、J・D・バンス上院議員は27日までに、自身の批判は民主党が「反家族」の党になりつつあることに向けたものであり、子どもがいない、あるいは子どもを持てない人々への批判ではないと釈明した。

バンス氏はシリウスXMの番組に出演し、「私の発言のポイントはシンプルで、父親や母親になることで物の見方が非常に深く変わるということだった」と語った。

「様々な事情で子どもを持たなかった人を批判するものではない。民主党が反家族、反子どもになりつつあることへの批判だ」とも説明した。

バンス氏は2021年にFOXニュースで、米国は「子どものいない猫好きの女性たち」によって運営されていると発言していた。これについて直接言及したバンス氏は、皮肉を込めたものであり、発言の中身が忘れられていると指摘した。

「もちろん、あれは皮肉だった。猫や犬に対して含むところは全然ない。私も犬を1匹飼っている」と説明。「皮肉にばかり注目が集まり、私が実際に言ったことの中身が注目されていない」「我が国が反家族になっていることは事実。左翼が反子どもになっていることも事実だ」としている。