トランプ氏、ビットコイン業界会議登壇へ 支持票取り込み目指す

AI要約

トランプ前大統領がビットコイン業界会議で登壇し、業界の支持票を獲得する狙いがある。

会議には他にも殴リカン党や民主党の候補者が講演する予定だが、暗号資産の影響力が不透明。

共和党は規制緩和を訴えて票を取り込もうとしており、トランプ氏も暗号資産業界を支持している。

トランプ氏、ビットコイン業界会議登壇へ 支持票取り込み目指す

Stephanie Kelly Suzanne McGee Hannah Lang

[ナッシュビル 25日 ロイター] - 米共和党の大統領候補に指名されたトランプ前大統領は、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの業界会議「ビットコイン2024」で登壇する。

トランプ氏は2021年にビットコインを「詐欺」と批判していたが、大統領選で業界の支持票を取り込む狙いがある。

同会議はテネシー州ナッシュビルで3日間の日程で開催され、トランプ氏が登壇するのは最終日27日。

大統領選に無所属で出馬しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏、共和党の候補指名争いから撤退したビベック・ラマスワミ氏、共和党のビル・ハガティ上院議員とシンシア・ルミス上院議員も講演する。

民主党からはロ・カンナ下院議員らが参加する。

デジタル資産の推進派は今回の選挙で暗号資産の利用者が与える政治的影響力が増していると指摘するが、実際の投票で暗号資産の問題を最重視する人がどれだけいるかは不明だ。

共和党は規制緩和を約束することで票の取り込みを目指している。

トランプ氏はサンフランシスコで先月開いた資金集めの集会で、暗号資産業界を規制しようとする民主党の動きを批判した。