韓国「とんでもないミス」と抗議、パリ五輪開幕式で韓国を「北朝鮮」と誤アナウンス

AI要約

パリ五輪の開会式で韓国選手団と北朝鮮選手団が船上パレードに参加した際、北朝鮮の正式名称である「朝鮮民主主義人民共和国」が誤って紹介されるミスが発生した。

韓国メディアはこのミスを取り上げ、国際オリンピック委員会(IOC)も韓国語で謝罪文を掲載するなど対応を行った。

北朝鮮は新型コロナウイルスの影響で2021年の東京大会を欠場したため、8年ぶりの夏季五輪参加となった。

韓国「とんでもないミス」と抗議、パリ五輪開幕式で韓国を「北朝鮮」と誤アナウンス

【ソウル=桜井紀雄】パリ五輪の開会式で韓国選手団が船上パレードで48番目に登場した際、現場のアナウンスがフランス語と英語でいずれも北朝鮮の正式名称である「朝鮮民主主義人民共和国」と誤って紹介した。北朝鮮選手団が153番目に登場した際は正確な国名で紹介された。

韓国メディアは「北朝鮮が2度入場したことになる、とんでもないミスが起きた」などと報道。韓国政府は、パリ五輪組織委員会に対して遺憾の意を伝え、再発防止を要請した。国際オリンピック委員会(IOC)は、X(旧ツイッター)上に韓国語による謝罪文を掲載した。

北朝鮮は新型コロナウイルスの影響を理由に2021年の東京大会への参加を見送ったため、8年ぶりの夏季五輪出場となる。