「地球は暑くて危険な場所に」 国連事務総長が猛暑への対策を呼びかけ

AI要約

国連のグテーレス事務総長は、地球がますます暑く、危険な場所になっていると訴えました。

世界の平均気温が観測史上最も高くなったことを受け、24億人が猛暑の危険にさらされていると警告しました。

労働生産性の低下や経済への損失が懸念される中、労働者の保護を強化する必要性を指摘しました。

「地球は暑くて危険な場所に」 国連事務総長が猛暑への対策を呼びかけ

国連のグテーレス事務総長は「地球はますます暑く、危険な場所になっている」と話し、世界各国に対して対策をとるよう呼びかけました。

グテーレス事務総長は25日、世界の平均気温が22日に観測史上最も高くなったことを受け、「地球はますます暑く、すべての人にとって危険な場所になっている」と訴えました。

また、国際労働機関の推計に触れ、世界の労働人口の70%以上である24億人が猛暑の危険にさらされていると警告しました。

さらに、「1日の気温が34度を超えると、労働生産性は50%低下する。職場における熱ストレスは、2030年までに世界経済に2.4兆ドルの損失をもたらすと予測されている」と指摘し、労働者の保護を強化しなければならないと呼びかけました。