「地球はより暑く危険な場所に」国連事務総長が警告 猛暑の危険にさらされる労働者の人権保護訴え

AI要約

国連のグテーレス事務総長は、世界的な猛暑の中で労働者の人権保護を訴える警告を発表しました。

世界の平均気温が過去最高となったことにより、地球の危険性が高まっていると述べました。

猛暑による命の損失や労働者の70%以上が猛暑の危険にさらされているという報告に基づき、労働者の人権保護の重要性を訴えました。

「地球はより暑く危険な場所に」国連事務総長が警告 猛暑の危険にさらされる労働者の人権保護訴え

世界的な猛暑が続くなか、国連のグテーレス事務総長は「地球はより暑く、誰にとっても危険な場所になっている」などと警告し、猛暑の危険にさらされている労働者の人権保護を訴えました。

国連 グテーレス事務総長

「事実を直視しよう。極端な気温はもはや1日、1週間、1か月というレベルの現象ではない」

世界の平均気温が22日に観測史上最も高くなったことを受け、国連のグテーレス事務総長は「地球はより暑く、誰にとっても危険な場所になっている」と警告しました。

また、「猛暑は年間およそ50万人の命を奪っていると推定されている」としたうえで、「国際労働機関の新しい報告書によれば、世界の労働者の70%以上が猛暑の危険にさらされている」などと指摘し、「労働者の人権保護が必要だ」と訴えました。