イスラエル首相の宿泊ホテル内で「虫」放つ、親パレスチナ派が抗議

AI要約

イスラエルのネタニヤフ首相が訪米し、ワシントンのホテルに抗議者が侵入。昆虫を放ったり、火災警報器を鳴らしたが警護対象者には危険はなかった。

抗議者は会議室で虫を放ち、火災警報器を鳴らしたが、首相の滞在場所ではなく他の場所だったという。ホテルは通常通り営業を続けている。

火災警報器が鳴ったがすぐに止められ、消防当局者が処置した。イスラエル大使館やシークレットサービスはコメントをしていない。

(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相による訪米を受け親パレスチナの抗議者たちが首相の宿泊先である首都ワシントンのホテルに侵入し、内部で昆虫を放ち、火災警報器を鳴らしたとする報告を米大統領警護隊(シークレットサービス)が調べていることが24日わかった。

この問題に通じる関係筋が明らかにした。首都の公共安全情報センターの報道担当者によると、ネタニヤフ氏を含むシークレットサービスの警護対象者に危険はなかった。

首相が滞在している「ウォーターゲート・ホテル」の施設は広く、営業は続行しているとした。ネタニヤフ氏の警護計画を知る関係筋によると、抗議者グループは虫は会議室で放したと主張。ただ、この会議室は首相の滞在のための警備対策の対象とはなっていなかった場所にあったという。

抗議者グループは、同ホテルで虫をまいた場面とする映像も流していた。

火災警報器が鳴ったのは23日夜だったが、即座に止められた。ネタニヤフ首相訪問に絡んでワシントンの消防当局者が同ホテルに居合わせ、処置したという。

在ワシントンのイスラエル大使館はコメントを出すのを拒否。シークレットサービスもCNNの問い合わせに応じていない。