伊フェラーリ、欧州で仮想通貨決済を導入へ 7月末から

AI要約

イタリアの高級車メーカーであるフェラーリが、欧州での自動車販売で暗号資産による決済を導入すると発表しました。これは、米国での試みに続くもので、2024年末までにさらに拡大する予定です。

一方、テスラのイーロン・マスクCEOは以前、ビットコインでの決済を可能にすると述べましたが、後に環境負荷の問題から取りやめを発表しています。

自動車産業における暗号資産決済の動きが注目される中、フェラーリの取り組みが今後どのような展開を見せるかに注目が集まっています。

伊フェラーリ、欧州で仮想通貨決済を導入へ 7月末から

【AFP=時事】イタリア高級車大手フェラーリ(Ferrari)は24日、欧州での自動車販売で暗号資産(仮想通貨)による決済を導入すると発表した。7月末から。

 同社は昨年、米国での仮想通貨決済システム導入の試みに成功しており、欧州販売店での導入はそれに続くものとなった。

 さらに「2024年末までに、販売ネットワークがあり、暗号資産での支払いが法的に認められている国でも仮想通貨による決済を導入する」と発表した。

 米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は2021年、車両販売でのビットコイン(Bitcoin)決算を可能にすると宣言したが、その後、仮想通貨の環境への負荷が大きいとして取り組みの中止を発表している。【翻訳編集】 AFPBB News