パリ五輪“不安定化”計画か ロシア人逮捕

AI要約

フランスの検察当局がオリンピックを不安定化させる計画を立てたロシア人男性を逮捕した。

男性はロシアのFSB=連邦保安局の指揮下にある組織で働いていた可能性が報じられている。

フランス当局はロシアによる干渉行為に警戒を強めている。

パリ五輪“不安定化”計画か ロシア人逮捕

パリオリンピックの開幕が迫る中、フランスの検察当局はオリンピックを不安定化させる計画を立てた疑いがあるとして、ロシア人の男を逮捕したと24日、発表しました。

ロイター通信によりますと、フランスの検察当局は、オリンピックを不安定化させる計画を立てた疑いがあるとして、40歳のロシア人の男を逮捕したと発表しました。

警察が内務省からの要請を受けて家宅捜索を行い、逮捕に至ったということです。男が具体的に何を計画していたかは明らかにされていませんが、地元紙「ルモンド」は、押収した身分証から、男がロシアのFSB=連邦保安局の指揮下にある組織で働いていた可能性があるとしています。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、フランスとロシアの関係は悪化していて、フランス当局はロシアによる干渉行為に警戒を強めています。