SKハイニックス営業益が6年ぶり5千億円超 売上高は過去最高＝4～6月期
AI要約
SKハイニックスは4～6月期に営業利益で前年同期から黒字転換し、5兆4685億ウォンを達成した。これは半導体業界での好況期以来の記録であり、市場予想にも合致している。
売上高も前年比124.8％増の16兆4233億ウォンと四半期ベースで過去最高を記録した。純損益も4兆1200億ウォンの黒字転換を果たした。
SKハイニックスは人工知能メモリーの需要増加やDRAM、NAND型フラッシュメモリーの価格上昇などにより、市場の期待に応える実績を達成した。
【ソウル聯合ニュース】韓国半導体大手のSKハイニックスが25日発表した4～6月期の連結決算（速報値）によると、本業のもうけを示す営業利益は5兆4685億ウォン（約6085億円）で前年同期（2兆8821億ウォンの営業損失）から黒字転換した。黒字額は韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想とほぼ同じだった。5兆ウォン台の営業利益は、半導体の好況期だった2018年以来、6年ぶり。
4～6月期の売上高は前年同期比124．8％増の16兆4233億ウォンで、四半期ベースで過去最高を記録した。これまで最高だった22年4～6月（13兆8110億ウォン）を大幅に上回った。純損益も黒字転換を果たし、4兆1200億ウォンの黒字となった
同社は「HBM（広帯域メモリー）、高価格製品のeSSDなど人工知能（AI）メモリーの需要が高まった上、DRAMとNAND型フラッシュメモリーの価格上昇が続いた」とし、「これとともに、プレミアム製品を中心に販売が増え、ドル高の効果もあり、市場の期待に応える実績を収めた」と説明した。
