韓国与党の新代表に韓前法相 大統領と緊張か

AI要約

韓国与党「国民の力」がソウル近郊の高陽市で党大会を開き、韓東勲前法相を新代表に選出した。

韓氏は、選出後に国民の声に敏感に反応し、目線に合わせて変化する姿勢を示す意向を表明した。

韓氏は4月の総選挙で党トップの非常対策委員長として率いたが大敗し辞任。3カ月ぶりに再び党の顔に返り咲いたが、現在の党と政府の緊張関係が今後も続く可能性がある。

 【高陽時事】韓国与党「国民の力」は23日、ソウル近郊の高陽市で党大会を開き、韓東勲前法相を新たな代表に選出した。

 韓氏は選出後、「国民の気持ちに(敏感に)反応し、(国民の)目線に合わせて変化する姿を見せよう」と演説した。

 韓氏は、党トップの非常対策委員長として4月の総選挙を率いたが、大敗し引責辞任。約3カ月ぶりに党の顔に返り咲いた。韓氏は、尹錫悦大統領の検事時代からの側近だが、総選挙を経て両者のあつれきが表面化。韓氏が党トップに就いたことで、今後も党と政府の緊張関係が続きそうだ。