【マレーシア】ジェトロ、日本国際工科院とイベント開催

AI要約

日本貿易振興機構(ジェトロ)はマレーシア日本国際工科院(MJIIT)とのネットワーキングイベントを開催し、日本企業との交流促進を図った。

イベントは、産学連携を促進するためのもので、共同研究や学生の採用などの連携を促進することが目的だった。

マレーシア日本国際工科院は、日本の大学や企業と協力しながら、日本式工科教育を提供しており、人材交流を活発に行っている。

【マレーシア】ジェトロ、日本国際工科院とイベント開催

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は22日、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)とネットワーキングイベントを今月3日に開催したと発表した。日本企業とマレーシア日本国際工科院との交流促進が目的。会場となった東京都新宿区の外国人在留支援センターとオンラインを合わせて、日本企業、自治体、在マレーシア日系企業から85人が参加した。

 イベントは、海外大学と日本企業をつなぎ、インターンシップ(就業体験)や学生の採用の面での連携、共同研究など産学連携を促進するイベント「ジェトロ・オーバーシーズ・ユニバーシティー・コネクト」シリーズの第4回として実施された。マレーシア日本国際工科院の紹介や日本企業との連携事例の紹介などを行うとともに、ネットワーキングのセッションでは、日本側の参加者とマレーシア日本国際工科院の関係者が交流した。

 マレーシア日本国際工科院は、2011年にマレーシア工科大学(UTM)内の学術機関として、同校クアラルンプールキャンパス内に設立された。グループ研究を特徴とする日本式工科教育を取り入れ、エレクトロニクス系や機械系などのエンジニアリングコースを提供する。日本政府の円借款を活用して国際協力機構(JICA)の支援で設立されたことから、日本の大学や企業との共同研究や人材交流を活発に行っている。