フィリピンのオンラインカジノ、マルコス大統領が閉鎖を指示

AI要約

フィリピンのマルコス大統領が海外の利用者を対象としたオンラインカジノPOGOの閉鎖を表明。

POGOは違法行為に関与しており、政府がこの問題に対処するために措置を取ることを決定。

POGOは2016年に登場し、多くのフィリピン人と外国人が働いているが、問題行為が指摘されている。

フィリピンのオンラインカジノ、マルコス大統領が閉鎖を指示

[マニラ 22日 ロイター] - フィリピンのマルコス大統領は22日、海外の利用者を対象とした「POGO」と呼ばれる国内のオンラインカジノを閉鎖すると表明した。

一般教書演説で「わが国の法制度に対する重大な乱用と無礼は止めなければならない」と述べ、賭博規制当局に対しPOGOを年内に閉鎖するよう命じた。

POGOは金融詐欺、マネーロンダリング、売春、人身売買、誘拐、拷問、殺人などの違法行為に手を染めていると指摘した。

POGOは2016年にフィリピンに登場し、中国など賭博が禁止されている海外市場をターゲットにしている。政府のデータによると、23年末時点で、約2万5000人のフィリピン人と約2万3000人の外国人がPOGOで働いている。