北キプロスに海軍基地も 再統合反対のトルコ大統領

AI要約

トルコのエルドアン大統領は、北キプロスに海軍基地建設可能性を示唆。

トルコは南北キプロス再統合に反対し、2国家併存を主張。

エルドアン氏の発言は国際社会の反発を招く恐れがある。

 【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は、南北分断状態の地中海の島国キプロスの北側にある「北キプロス・トルコ共和国」(トルコのみ承認)に「必要ならば海軍基地を造ることが可能だ」と語った。

 大統領府が21日、北キプロス訪問の帰途の発言として公表した。

 トルコは、南側のキプロス共和国(ギリシャ系)が訴える連邦制に基づく再統合に反対している。エルドアン氏の発言は、キプロスがギリシャと進める海軍基地設置の動きをけん制した形だが、国際社会の反発を招く恐れがある。

 エルドアン氏は20日、トルコ軍のキプロス侵攻50年の節目で北キプロスを訪問。演説で「トルコ系とギリシャ系が対等な立場でなければならない」と述べ、連邦制ではなく「2国家併存」を改めて主張した。