神奈川でも性的暴行事件を非公表 米軍関係者、22年と今年の2件
AI要約
神奈川県で米軍関係者による性的暴行事件が2件発生し、報道されていなかったことが明らかになった。
事件は2022年と今年に起き、県警はこの2件を取り扱っていたが、報道機関には公表していなかった。
非公表の理由は二次被害防止や被害者への配慮が主な理由とされており、米軍関係者に対して特別扱いはしていないと説明された。
神奈川県で米軍関係者による性的暴行事件が2022年と今年に計2件あり、いずれも報道機関に発表していなかったことが18日、県警への取材で分かった。非公表の理由を「二次被害防止や報道による精神的苦痛への配慮のためだった。米軍関係者だからといって特別扱いはしていない」と説明した。
県警国際捜査課が公表資料の残る21年～今年6月分を確認した。22年に強制性交致傷の疑いで米軍人を書類送検し、今年も不同意わいせつの疑いで米軍属を逮捕。その後、2件とも起訴猶予か不起訴処分になったという。
神奈川県基地対策課は「現時点でこの2件については把握しておらず、今後状況を確認していく」としている。
