【2024米大統領選】トランプが副大統領候補に選んだ、J・D・ヴァンスについて知っておくべき10のこと(海外)
ドナルド・トランプはオハイオ州選出の上院議員J・D・ヴァンスを副大統領候補に選出。ヴァンスは元トランプ批判派であり、海兵隊出身である。
ヴァンスはリーダーシップや教育を重視し、海兵隊での経験を活かしている。また、大学で政治学と法学を学び、優秀な成績を収めた経歴を持つ。
エイミー・チュアに勧められて回顧録を執筆したヴァンスは、過去の経験や成長について深く考察している。
ドナルド・トランプはオハイオ州選出の上院議員J・D・ヴァンス(JD Vance)を自身の副大統領候補に選んだ。
かつてトランプに批判的だったヴァンスは、ベストセラー『ヒルビリー・エレジー:アメリカの繁栄から取り残された白人たち』の作家として名声を得た。
ヴァンスは2022年に上院議員に選ばれ、トランプの表立った支持者になった。
ドナルド・トランプの副大統領候補に選ばれたのは、オハイオ州選出の上院議員J・D・ヴァンスだった。
トランプの"ナンバー2"の座を射止めたヴァンスだが、その道のりは平たんではなかった。
第50代副大統領候補で、トランプが掲げる「MAGA(アメリカを再び偉大に)」の後継者と目されるヴァンスについて、知っておくべきことをまとめた。
(敬称略)
ヴァンスは海兵隊の広報担当としてイラクに派遣され、記者を護衛したり、海兵隊や隊員の仕事について記事を書くなどしていた。2016年の回顧録『ヒルビリー・エレジー:アメリカの繁栄から取り残された白人たち』の中で、海兵隊は「大人としての生き方を教えてくれた」と書いている。
Military.comの引用によると、ヴァンスは「海兵隊で初めて仕事の命令をする経験をして、命令される側の態度を目にする機会もあった。そこでわかったのは、リーダーシップは部下から尊敬されることによって初めて身につくもので、威張り散らすことで獲得できるものではないということだ。どうすればその尊敬を得られるかも学んだ。階層や人種が異なる男女が、ともにチームとして仕事をし、家族のような絆を結ぶのも目にした」と書いている。
ヴァンスはオハイオ州立大学で政治学と哲学を専攻し、最優秀の成績で卒業した。その後、イェール大学の法科大学院に進学し、2013年に修了した。
Business Insiderで以前報じたように、法学教授で『タイガー・マザー』の著者でもあるエイミー・チュアが、イェール大学でヴァンスに自身の生い立ちについて回顧録を書くことを勧めた。