「占領者ではない」 国際司法裁の見解に反発 イスラエル首相

AI要約

イスラエルのネタニヤフ首相は国際司法裁判所の見解に対し、「ユダヤ人は自らの土地の占領者ではない」と主張。

ネタニヤフ連立政権の一部メンバーはヨルダン川西岸の「併合」を求める声明を発表し、パレスチナ人の農地に火を放つ事件も発生。

 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は19日、国際司法裁判所がイスラエルのパレスチナ占領は「国際法違反」との見解を示したことを受け、「ユダヤ人は自らの土地の占領者ではない」と正当性を主張した。

 同氏がSNSに投稿した。

 また、報道によると、ネタニヤフ連立政権の一角を担う、それぞれ極右政党党首のスモトリッチ財務相とベングビール国家治安相は、ヨルダン川西岸の大部分を「併合」するよう求める声明を発表。ユダヤ人入植者が西岸に住むパレスチナ人の農地に火を放ったとの情報もある。