反ダンピング関税決定 米国産プロピオン酸に 中国

AI要約

中国商務省は、米国からのプロピオン酸輸入に反ダンピング関税を設定した。

税率は43.5%で、5年間の措置が適用される。

中国は自国企業の被害を主張し、4月から仮適用していたが、正式決定した。

 【北京時事】中国商務省は19日、米国から輸入するプロピオン酸に対する反ダンピング(不当廉売)関税の適用を正式決定したと発表した。

 税率は43.5%で、21日から5年間の措置。

 プロピオン酸は防腐剤などの原料として使われる化学物質。中国は米国産の影響で自国企業が「ダメージを受けている」と主張し、4月から仮適用していた。