スペイン成長率、27年まで年平均2%超へ 経済相「EUの原動力に」

AI要約

スペインのクエルポ経済相は2027年までの経済成長率が年平均2%超と安定的で力強い水準になり、他の欧州諸国を上回る公算が大きいとの見通しを示した。

クエルポ氏は今年の国内経済成長率が2.4%、25年は2.2%となる見込みで、観光部門や他部門の輸出が増加しており、経済の近代化が進んでいると述べた。

スペインの経済は引き続き速いペースで成長する見込みであり、将来的にも欧州連合(EU)の成長の原動力となるだろうとクエルポ氏は述べた。

[マドリード 16日 ロイター] - スペインのクエルポ経済相は16日、2027年までの経済成長率が年平均2%超と安定的で力強い水準になり、他の欧州諸国を上回る公算が大きいとの見通しを示した。

「スペインは短期にとどまらず将来的にも欧州連合(EU)の成長の原動力となるだろう」と記者団に述べた。

クエルポ氏は先に、上半期の統計が好調だったことから今年の国内経済が2.4%、25年は2.2%成長し、当初の予想を上回る見込みだと述べていた。

さらに、観光部門が好調なだけでなく、他部門の輸出も増加しており、経済の近代化が進み始めていると指摘。「スペイン経済は引き続き速いペースで成長するだろう」と述べた。