バイデン氏、再選へ「全力」 過去の政策巡りトランプ氏批判も

AI要約

バイデン米大統領はNAACPの年次大会で再選への意欲を示し、トランプ前大統領を批判しつつ、政権下での成果を強調した。

トランプ氏の大うそを批判し、黒人の失業率が過去最低になったことを主張。

演説は、トランプ氏の暗殺未遂事件を受けた初めての大統領選関連の演説となった。

バイデン氏、再選へ「全力」 過去の政策巡りトランプ氏批判も

Nandita Bose Jarrett Renshaw

[ラスベガス 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、ラスベガスで開かれた全米黒人地位向上協会(NAACP)の年次大会で演説し、再選へ向けて「全力を尽くす」と述べた。会場では「あと4年」の大合唱に迎えられた。

共和党のライバルであるトランプ前大統領の暗殺未遂が起きてから大統領選に関連した演説は初めて。

バイデン氏はトランプ氏が大事に至らなかったことに感謝していると述べつつ、コロナ大流行時の経済対策など、さまざまな面でトランプ氏を厳しく批判した。

バイデン氏は「トランプは大うそをついているので、もう一度言わせてもらうが、バイデン─ハリス政権下で黒人の失業率は過去最低を記録した」と述べた。