ガザで学校空爆、23人死亡 国連の校舎、7割被害

AI要約

イスラエル軍がガザの学校を空爆し、23人が死亡。

国連が学校を運営するUNRWAは、過去の攻撃について非難。

イスラエル軍はテロリストの存在を主張し、学校を立て続けに攻撃。

 【カイロ時事】イスラエル軍は16日、パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラトの学校を空爆し、ロイター通信によると、23人が死亡した。

 同校を運営する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、昨年10月の衝突以降、学校の7割近くが攻撃を受けたとした上で「安全な場所はどこにもない」とイスラエルを非難した。

 軍は声明で、学校内で「テロリスト」が活動していたと主張した。軍は今月に入り、立て続けに学校を空爆している。UNRWAは、学校の95%以上が攻撃を受けた際に避難所として使用されており、同機関の施設で539人の避難民が犠牲になったと明かした。