ガザ南部攻撃の死者90人に 標的のハマス幹部生死不明

AI要約

ガザ南部でのイスラエル軍による攻撃で死者90人、負傷者300人。ハマスの指導者を狙った攻撃については確認中。

ハマスの態度硬化が停戦交渉に影響。ハマス幹部は指導者の安否を主張。

別の報道ではガザ北部での攻撃で17人が死亡。イスラエル軍の行動により犠牲者が増加。

 【エルサレム共同】ガザ当局は13日、イスラエル軍によるガザ南部ハンユニス西方のマワシ地区に対する攻撃の死者が90人になったと発表した。負傷者は300人。イスラエルのネタニヤフ首相は13日に記者会見し、ハマスの軍事部門トップ、ムハンマド・デイフ指導者らを狙って攻撃したが、殺害したかどうかは完全には確認できていないと説明した。

 ハマスが態度を硬化させ、ガザでの停戦と人質解放を巡る交渉に影響を与える可能性がある。ハマス幹部はアルジャジーラに対し、デイフ指導者は無事だと主張した。

 パレスチナ通信は13日、イスラエル軍がガザ北部ガザ市の難民キャンプのモスク近くを攻撃し、17人が死亡したと報じた。