ロシア、侵攻後に65万人が脱出 独立メディア「過去20年で最大」

AI要約

ウクライナ侵攻後、65万人以上が国外に脱出し、帰国していないと報道される。

出国先の主な国はアルメニアやカザフスタン、イスラエルなどである。

ロシアと激しく対立する米国にも多くのロシア人が移住している。

ロシア、侵攻後に65万人が脱出 独立メディア「過去20年で最大」

 ロシアの独立系ニュースサイト「ザ・ベル」は16日、ロシアのウクライナ侵攻後、65万人以上が国外に脱出し、帰国していないと伝えた。ソ連崩壊後に続いた混乱期以来、過去20年で最大の出国の動きになるという。プーチン政権は出国した人の大半が帰国したと主張している。

 報道によると、出国先の最多はアルメニアで約11万人、次いでカザフスタンの約8万人。いずれも旧ソ連構成国でロシアの同盟国だ。多くの国民がロシア語を話すため、生活の問題もない。4位のジョージア(約7万4千人)も旧ソ連構成国だ。

 3位のイスラエル(約8万人)はソ連崩壊後にロシアやウクライナなどから多くが移住。ウクライナ侵攻でロシアと激しく対立する米国も約4万8千人と5位だった。