メネンデス米上院議員、収賄罪で有罪評決 エジプト政府などに便宜

AI要約

ロバート・メネンデス上院議員が収賄などの罪に問われ、有罪判決を受けたニューヨーク州の連邦裁判所の陪審員の判断により、メネンデス議員は政府や実業家らから数十万ドル相当の賄賂を受け取っていたことが明らかになった。

メネンデス議員は重要な職務を担っていたが、民主党内からも辞職を求める声が上がっている。16の罪状全てで有罪となったメネンデス議員の量刑は10月29日に決定される予定。

エジプト政府の「代理人」を務めるなど法律に違反した罪状が指摘され、政治家としての信用を失ったメネンデス議員に対する批判が強まっている。

メネンデス米上院議員、収賄罪で有罪評決 エジプト政府などに便宜

 収賄などの罪に問われた、米国のロバート・メネンデス上院議員=民主党=に対し、ニューヨーク州の連邦裁判所の陪審員は16日、有罪の評決を言い渡した。メネンデス議員は上院外交委員長も務めた重鎮だが、辞職を求める声は民主党内からも上がっている。

 メネンデス議員はエジプトとカタールの両政府や知人の実業家らに便宜を図った引き換えに、現金や金の延べ棒など、数十万ドル相当の賄賂を受け取ったなどとして起訴された。収賄罪のほかに、届け出をせずにエジプト政府の「代理人」を務めていた罪など16の罪状に問われ、全てで有罪となった。量刑は10月29日に言い渡される予定。